米ぬかパワーと土ごと発酵のシステム


土ごと発酵のしくみをわかりやすく解説

米ぬか撒きを通して見えてくる、季節ごとの土の変化と微生物の活動について、よりシンプルにまとめました。


冬:発酵の準備期間

主な微生物: こうじ菌、放線菌

特徴: 低温を好むこうじ菌がふわふわの菌糸を広げ、発酵の土台作りを開始。放線菌はカニガラを餌に悪玉菌を抑制します。


春:分解の加速

主な微生物: 枯草菌(納豆菌の仲間)

特徴: 暑さに強い枯草菌が活発に有機物を分解し、土を団粒化(ふかふかに)します。冬に撒いた堆肥も形が見えなくなるほどです。


夏:分解のピーク

主な微生物: 枯草菌

特徴: 高温で分解力が最高潮に達し、土壌の栄養が豊かに蓄積されます。


秋:土の強化

主な微生物: 乳酸菌、酵母菌

特徴: 乳酸菌が米ぬかを分解し、土を殺菌しながら植物の健康をサポート。酵母菌は有機物を再合成し、アミノ酸やビタミンを生成して土を肥沃化します。


まとめ

自然界では、この微生物のリレーが毎年繰り返され、森や林が自然に育つ理由にもつながっています。米ぬか撒きを続けることで、この自然のサイクルを畑でも再現でき、肥料に頼らない豊かな土作りが可能となるのです。