子育ての秘訣は、「みんなに育ててもらう」こと☆

初めての子育てをするときって、どうしたらいいのか不安に思う方も

多いのではないでしょうか?

 

子育てって、家庭内だけでどうにかするというよりも

皆に育ててもらったほうが安心できるんです(^^)

今日は、子育ての秘訣に関わるお話を勉強も兼ねてピックアップしました♪

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同じ部署の後輩Y君。 入社した頃は、少し頼りなくて、仕事でも失敗続き。でも、いつも一生懸命だから、周りの先輩や上司達から、「しゃ~ないヤツや。」とかわいがられてました。

そんなYくん、会社4年目にしてチームを引っ張るリーダーに抜擢されました。ぐいぐい引っ張っていくタイプじゃないけど、本当にみんなのことをよく見てて、みんなのいいところを引き出すのが上手で。みんな想いで、彼の周りはいつも楽しそう。元気で、そして成果も上がってる。

そんな感じだから、後輩に慕われて。そしてお客さんからの評価も抜群。まだまだ失敗もあるけど、何事もごまかさず、その一生懸命さが相手にも伝わって「俺が育ててやろう。」といわんばかりに、新しい仕事を任せてもらえたり。

数年でとても頼もしく成長したYくん。そのYくんのお父さんにお会いしたとき、そういう話題になって、 「本当にいい子に育ってますね。子育て、大成功ですね☆」と言ったら、お父さん、 「俺、何もしてへんっ(笑)ほんまにみんなに育ててもらってるわ。」 「彼が生まれた1980年代は共同体も崩れて社会はがたがた。子育てで、どうしたらいいのかなにをどう育てていいかわからなかった時代。みんなの中でうまくやっていくにはどうしたらいいか、ただそれだけを考えていた。 子育ては、自分(親)の力だけじゃうまくいかない、という自覚がないとうまく行けへんのかもしれんな。今思い返せば、個人で育てることの限界を感じてたんやろうなぁ。」とおっしゃられたんです。その話がとても印象的で。

そしたら今日、五輪出場を決めた体操の田中3きょうだいのお父さんのインタビューでのコメントも、同じようなお話をされてたんです。

自分が経営する体操クラブで育てた3きょうだい。3人そろってオリンピックという快挙に、おごり高ぶることなく、 「(自分は)普通のお父さんですよ。いろんな人に育ててもらった。」と感謝されていて。

子育ては、親だけでは成り立たない。 血縁関係なんて関係なく、たくさんのお兄ちゃん、お姉ちゃん、お父さん、お母さん、弟、妹達、みんなの中にいることで、みんなで育てあっていく。 社会人になっても、それはずっと続いていく。そんな環境へ、後押ししてあげるのが親のつとめなんだと、思いました。

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以上